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採用CX(候補者体験)向上を、効果的・効率的に実現する

シリーズ│採用管理システム

Published on 2020/08/20

採用の難度がますます上がっているいま、求める人材を確実に獲得していくには、自社の事業や採用マーケットの状況に即した戦略立案・実行が必要です。しかしながら、採用ご担当者は限られたリソースで多様な業務をおこなっています。そこで、成果を高めるツールとして注目されているのが、採用管理システムです。本記事では、採用管理システムを「採用CX(候補者体験)」向上のプラットフォームという側面からご紹介します。

 

採用CX(候補者体験)が、採用の成否を左右する

“採用CX”(Candidate Experience)とは、候補者が企業を認知してから入社に至るまでの一連の体験を指します。マーケティングの用語として、“CX”(Customer Experience:顧客体験)というものがありますが、この考え方を人材採用に応用したのが”採用CX”です。マーケティングにおけるCXは、商品・サービスと接して興味を持った顧客やユーザーが、それを購入して利用し続けるまでの一連の体験を指し、マーケティング戦略を考えるうえで重要視されています。同様に、採用活動において採用CXをいかに高めるか?は、採用成否を左右する重要なポイントとなります。

 

企業の内定者インタビューより;

 

「友人に誘われていった会社説明会。社員の人が学生と対話しながら、フレンドリーにプレゼンを進めてくれた。プレゼンのなかで、幅広い業務分野があり、個人から企業まで広い層の顧客に関わることができると聞き、面白そうだと思った。その会社説明会がきっかけで、その業界が第一志望になったし、その企業の選考も受けた」

 

「面接を待っている間、すれ違う社員の方がみなさん挨拶をしてくれた。いい会社だなと思ったし、社員の方の雰囲気が自分と合っている気がした」

 

「面接の合格連絡と一緒に、面接官の方のコメントが送られてきた。さらに、役員面接の前には、人事の方から『明日、全力を出せるように頑張って』というお電話までいただいた。一人ひとりを大切にしてくれる会社なのだと感じた」

 

「内定者懇親会で会った内定者の雰囲気が自分と似ていて、入社を決めたことに確信が持てた」

 

 

上記はほんの一例にすぎませんが、企業との接点における体験が、応募者の志望度合いを左右していることがわかります。採用CXは、これら企業との一つ一つの接点における体験の集合体であり、企業イメージの醸成~志望度向上~入社意思決定につながるものといえます。

接点の多様化が進むなか、採用CXを向上させるには

画像1

 

近年、マーケティングの領域において “CX”(顧客体験)が重要視されるようになった要因のひとつに「企業と顧客の接点が増えたこと」が挙げられます。インターネットにより、企業⇔顧客の接点はリアルなものだけではなくなり、さらに情報量が爆発的に増えたことで、購入の前に比較検討することが当たり前となりました。また、購入後の対応についても求められるサービスレベルが上がっています。これらの顧客体験は、ポジティブなものもネガティブなものも、SNSを通じて拡散されます。このような背景から、商品・サービスと接して興味を持ち、それを購入して利用し続けるまで、良い顧客体験を提供し続けることが必要となっています。

 

人材採用においても、同じことがいえます。新卒採用、キャリア採用を問わず、インターネットにより、企業⇔応募者の接点はリアルなものだけではなくなり、情報量が爆発的に増えたことで、応募の前・入社の前に比較検討することが当たり前となりました。内定を出して終わりではなく、入社までのフォローも必要であり、さらに、選考中~入社までの体験は、ポジティブなものもネガティブなものも、SNSを通じて広まっていきます。入社後、定着のためのオンボーディング(受け入れ)施策が注目されていることもまた、マーケティングにおける“CX”の概念に通じています。

 

このようななか、応募者一人ひとりの採用CX(候補者体験)を向上させるためには、アナログな方法では難しく、プラットフォームとなり得るシステムが欠かせません。その役割を担うのが、採用管理システムです。採用管理システムには、応募者情報・選考情報が蓄積されていきます。これらの情報をふまえ、①応募者一人ひとりに適した採用CXを提供し、②さらにその体験を精緻にシステムに蓄積し、③次のステップにつなげていく。この繰り返しにより、企業イメージの醸成~志望度向上~入社意思決定へつなげていきます。

 

たとえば、「面接」のステータスであれば、①適性検査の結果を活用し、応募者と価値観の近い面接官をアサインし志望度をあげる、②面接の際のやり取りや評価ポイントを、採用管理システムに入力する、③合格連絡の際、面接官からの評価ポイントもあわせてフィードバックし、志望度をさらに高めて次の選考につなげる……ということです。これらを“効果的に”“効率的に”実現するためには、採用管理システムが、手間なく、精緻にデータを蓄積できるものであることが必須です。そのような採用管理システムであれば、さまざまな活用により、採用CXを“自社らしく”向上させることができます。

マイページは、企業⇔応募者の接点の“窓口”

応募者が使うマイページは、企業⇔応募者の接点のいわば“窓口”といえます。マイページを通じて会社説明会や面接を予約するから、という意味合いだけでなく、以下のように、オンラインの接点の“窓口”でもあります。

 

応募者一人ひとりの“知りたいこと”に応じて、マイページに掲載しているコンテンツを出しわける
応募者としては、ストレスなく“知りたいことが知れる”ため、よりよい採用CX(候補者体験)につながります。

 

応募者の選考フェーズに合わせて、マイページ限定の情報(クローズドコンテンツ)を配信する
たとえば、“インターンシップ予約者”にはインターンシップの参加意欲を高めるコンテンツ、“最終面接対象者”には仕事の厳しい面も伝えつつやりがいを訴求するコンテンツなど、応募者の選考フェーズにあわせて、マイページ限定の情報を配信します。応募者にとっては、自身の理解度合いに合わせた情報が提供されるため、より深い企業理解につながります。

 

マイページのなかで、オンライン社員訪問を実施する
リアルな社員訪問が難しい遠方の応募者にとっては、社員訪問ができること=貴重な機会となります。また、遠方でない応募者にとっても、移動の必要がない、参加のハードルが低い、オンライン完結なので安心などのメリットがあります。

 

 

マイページは、誰でも見られる採用ホームページとは異なり、応募者のみがログイン・閲覧できるクローズドな環境です。だからこそ、社員・業務に関する詳しい情報など、採用ホームページには出しづらい情報を掲載することができます。採用管理システムに蓄積されたデータを活用して、クローズドな情報を応募者一人ひとりに合わせて提供することができるのは、マイページの大きな特長であり、採用CX(候補者体験)を向上させる効果的な働きかけが可能です。

まとめ

VUCA時代、経営の難易度が高まるに伴い、人材採用の難易度も年々高まっています。そのようななか、採用CX(候補者体験)は、採用成果を確実に実現するために欠かせないカギといえます。求める人材には、「素敵な会社だな」~「この会社に入りたい」と思わせ、応募~選考参加~入社意思決定につなげること。採用が見送りになった人材にも、「この会社を受けてよかった」と思わせ、後輩などに「いい会社だったよ」と勧めること。――採用CX成功のイメージは、このようなものです。

 

応募者一人ひとりに応じた効果的な働きかけを効率的におこない、採用CXを高めていくためのプラットフォームとして、採用管理システムの活用範囲はますます広がると思われます。


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