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Interview

マッチングと情報提供を追求する接点づくり。
SBCメディカルグループの独自イベント設計

RECRUITMENT

Published on 2023/06/09

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Profile

山口 雄介Yusuke Yamaguchi

ランジェコスメティーク株式会社
採用部 新卒受付カウンセラー採用担当

2016年、新卒入社。湘南美容クリニックの受付カウンセラーとして活動後、2021年1月より現職。自身の新卒からの成長経験を活かし、学生向けの説明会、インターンシップ、選考等の企画・運営を行う。

神山 葵Aoi Kamiyama

ランジェコスメティーク株式会社
採用部 新卒看護師採用担当

アパレル販売職を経て2016年に入社。採用アシスタントとして経験を積んだのち、採用の面接担当として活動。現在は看護師の新卒採用を主に担当する。

美容医療のトップブランド・湘南美容クリニックを中心に、自由診療・保険診療の両分野において幅広い医療機関を展開しているSBCメディカルグループ。グループ内における本社機能を担い、採用活動を行っているのがランジェコスメティークです。採用チームが最も重視するのは、入社後の定着・活躍。そのために「企業の価値観とのマッチング」と「発展途上の業界だからこその情報提供」を徹底しているといいます。「2050年に世界一患者数の多い医療グループになること」を目指し急成長を続ける同グループが、採用人数と定着の両立を実現する秘策とは。採用部の山口様・神山様に伺いました。

入社後の定着×活躍を見据え、マッチングと情報提供に注力

まずは改めて、SBCメディカルグループの事業についてご紹介いただけますか。

山口:
SBCメディカルグループは、美容医療を中心とした医療機関の運営を行っています。特に有名なのは湘南美容クリニックだと思いますが、実は美容整形・美容外科以外の幅広い医療分野を手掛けています。具体的には、美容皮膚科、審美歯科、AGA(薄毛治療)、さらにあまり知られていないところでは不妊治療、レーシックやICL手術対応の眼科も展開しています。自由診療・保険診療の双方に対応しており、現在は日本・海外合わせて130以上の医療機関を運営する、総合医療グループに成長しました。ランジェコスメティークはグループ全体の本社機能を担い、採用も一括で行っています。

貴社が採用において重視しているポリシーはどのようなものでしょうか。

山口:
採用チームに所属する約30名が、「採用のゴールは入社ではなく、定着×活躍である」というポリシーを共有しています。当グループは毎年相当数の人材を採用しているのですが、入社後に定着し、活躍していただかなければ採用が成功したとはいえません。

入社後の定着×活躍のために、採用活動ではどのような点に注力されていますか?

山口:
「マッチング」と「情報提供」の二つです。面接はしばしば企業が応募者を審査するだけの場ととらえられがちですが、当グループの面接は、応募者が自分に合っている会社かどうかを見極める場でもあります。この会社でやりたいことが実現できるのか、同じ方向を向いているのか、お互いにマッチングを確かめた上でご入社いただきたいと考えています。

神山:
私が担当している看護師採用においても、入社後の定着×活躍は大きな課題です。そこで欠かせないのが「応募者に寄り添った情報提供」。入社後に社員がギャップを感じることがないよう、選考ステップの中でグループの理念や仕事内容を丁寧に伝えています。良い面だけでなく、厳しい面も包み隠さず伝えることが、入社後の定着につながると考えています。

施術体験会や就活セミナーなど、独自イベントを企画

マッチングに向けて、具体的にはどのような施策を実施されているのでしょうか。受付カウンセラー採用、看護師採用それぞれの特徴を教えてください。

神山:
受付カウンセラー・看護師に共通しているのは、現場社員が積極的に学生と接し、リアルな仕事内容を伝えたり、質問に応えたりすることです。特に看護師採用の場合は、美容医療に対する理解が十分浸透していないため、丁寧な不安払拭が欠かせません。私たちが行っている医療をリアルに知っていただくために実施している施策の一つが、「脱毛施術体験会」。これは実際に脱毛施術の現場を見学し、参加者にも施術を受けていただくというものです。

仕事の理解が深まると同時に応募者へのサービスも兼ねた、ユニークな施策ですね。なぜ看護師採用のハードルは高いのでしょうか?

神山:
看護学生は一般の大学生のように、就職活動で複数の企業の選考を受ける文化がありません。一般的な医療機関へ進むことが当たり前の看護師業界の中で、美容医療に進むという選択自体にハードルを感じる学生が多いと感じています。しかし、美容医療も立派な医療であり、社会的な意義があると私たちは考えております。実際、WHO(世界保健機関)による健康の定義は「肉体的、精神的及び社会的に完全に良好な状態であり、単に疾病又は病弱の存在しないことではない」というもの。美容医療には、お客様の心の健康を回復するという役割があります。会社説明会などの場でそうした事業・仕事の意義をお伝えすると、応募者の多くが共感し、入社意欲を高めてくださいます。

美容医療という発展途上の業界だけに、啓蒙活動ともいえる丁寧な情報発信をされているわけですね。受付カウンセラー採用についてはいかがですか?

山口:
お客様向けのカウンセリングと提案を担う受付カウンセラーの採用については、もともと美容に関心を持つ方や、クリニックの利用者の方が毎年一定数応募してくださいます。しかし、それだけでは母集団が限定されてしまいます。2050年には世界一患者数の多い医療グループになることを目標に事業拡大している当グループにとっては、美容に興味がある方だけでなく、新事業を率いるリーダー人材も必要なのです。そのため、「受付カウンセラー」と「総合職」の2コースを設け、ポジションアップやマネジメントに関心を持つ方は「総合職」コースを受けていただいています。

受付カウンセラー採用において、マッチングのために注力されている施策はどのようなものでしょうか。

山口:
インターンシップで会社や仕事を知っていただく前に、「1stステップセミナー」というオンラインイベントを開催しています。このイベントの目的は広報や選考ではなく、「就活で最も大切にすべきものはマッチングである」ことを教えてあげること。就職活動では業界や事業内容などで就職先を決めがちですが、入社後に長く働く上では「会社の理念・ビジョン」と「自分自身が大切にしている価値観」がマッチしていることが重要。そのことに気づいていただくために、グループワークを通じて自己分析と企業分析をしていただきます。企業分析の題材にはSBCメディカルグループを用いますが、この分析手法を応用すれば気になる企業とのマッチングを自分でできるようになります。

就職活動に役立つ、学生目線に立ったイベントですね。

山口:
多くの学生から「すごく学びになった」という反応をいただいています。さらに、ワークを通じて結果的に美容医療というビジネスの成長性を知り、当グループに興味を持っていただくケースも多いですね。実際、セミナー参加者の95%以上がインターンシップに進んでくださっています。

インターンシップはどのような内容ですか?

山口:
インターンシップでは、マネジメント志向の強い方を対象に、クリニック経営を疑似体験できるワークを実施しています。リアリティのあるワークにするため、現場社員に参加してもらい、学生の提案したプランに対して本気でフィードバックします。目標達成は難しく、未達の学生も少なくありません。しかし、仕事のリアルな厳しさを知ることこそ最高の学びであり、その後の就活にはもちろん、社会人になってからも役立つ経験になるのではなか、と考えています。

「先客後利」の企業理念で、学生ファーストの採用に取り組む

面接は学生に会社を知ってもらう場でもある、というお話がありました。具体的にはどのような点に工夫されていますか?

山口:
応募者から面接官に質問する時間を必ず設けており、面接前には応募者に「やりたいことができる会社かどうかを知るために、質問を用意しておいてね」と声をかけています。ほかにも、面接官の経歴などをまとめた「面接官履歴書」を作成して応募者にみてもらうことで、両者がフラットな関係で面接が行えるような工夫をしています。

一貫して、学生にとっての学びや成長を重視しつつマッチングを深める姿勢を感じます。

山口:
SBCメディカルグループは「三方良し」と並んで「先客後利」という言葉を大切にしています。お客様に幸せになっていただくことにフォーカスし続ければ、おのずと利益がついてくるという考え方です。私も受付カウンセラー時代には患者様と「先客後利」で接してきましたが、採用担当になってからは学生の皆さんに対し、そのような姿勢で接しています。まず、私たちは応募者の未来を真剣に考える。その本気さが応募者に伝わり、いつの間にか当グループのファンになっていただける。それが理想の採用活動ですね。おかげさまで近年は、マネジメントに関心を持つ人材も多く採用できるようになり、マッチングが強化されているのを実感しています。

神山:
看護師採用も同じく、「三方良し」「先客後利」の理念で取り組み、またこれらの理念に共感していただいた方にご入社いただいています。もちろん、仕事のリアルな厳しさを伝えることも欠かせません。例えば内定者向けの「シャドウ研修」では先輩看護師の影のようにくっついて業務を見学していただいています。美容看護師の仕事はスピード感が求められ、慣れるまでは少し大変ですが、入社前に見ていただくことでミスマッチを減らせると考えています。

今後の採用活動に向けた目標や、挑戦したい施策について教えてください。

山口:
「学生ファースト」に振り切った施策として、現在予定しているのは「インターンシップの設計変更」と「面談の導入」の二つ。まずインターンシップについては、「就活の基礎を学べるファーストステップセミナー」、「マネジメント志向の方向けのクリニック経営体験ワーク」、「受付カウンセラー業務に特化したロールプレイングワーク」という3コースから選べるようにし、学生各自の指向に合わせたプログラムをご利用いただくことを検討しています。また、面談の導入については、一次選考を思い切って面談に変更したいと考えています。面談では採用部の社員が学生と一対一で会い、志望理由や希望のキャリアなどをヒアリング。この時点で最終選考の通過が難しいと判断された場合は、キャリアイメージが明確になってマッチングが深まるまで話し合い、支援します。当グループで輝けるはずの学生が、準備不足のため面接で不合格になってしまうことを避けるためです。ちなみに、インターンシップの名称も「MOVE」に変更する予定です。MOVEという英単語には、「動く」という意味だけでなく「心を動かす」という意味もありますよね。学生が感動するようなインターンシップを通じ、さらなるマッチング強化をはかるという目標を、採用チーム全体で共有しています。

神山:
看護師採用は、2024卒の採用目標人数がこれまでの3倍近くになりました。難易度が高い美容看護師の採用を成功させるために、今後は若年層へのアプローチも強化していきたいと考えています。看護大学の低学年層はもちろん、高校生にもイベントに参加していただき、美容看護師というキャリアの魅力を伝えていきたいですね。


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