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“業務効率化”と“応募者の利便性”がキーワード。ますます拡がるWeb面接とは

Published on 2019/12/19

採用チャネルが多様化し、採用手法の選択肢が増える一方で、採用業務は今まで以上に複雑化しています。採用プロセスの効率化は、多くの企業の共通の課題です。そうしたなか注目されているのが、HRテクノロジーを活用した取り組みです。応募から採用に至るまでの情報をシステム上で一元管理できる採用管理システムや、会社説明会のオンライン化などは、多くの企業が導入し、効率化、そして求める人材の獲得へと繋げています。このシリーズでは、今後ますます拡がりをみせるHRテクノロジーの潮流と、その取り組みについてご紹介します。

 

 

距離と時間の無駄をゼロにするWeb面接

Web面接とは、リアルな場にて対面で実施する面接ではなく、オンラインでおこなう面接のことです。Web面接をおこなう企業は増えつつあり、2020年卒業予定の就職活動生を対象とした調査では、約2割(19.7%)の学生がWeb面接を経験したと回答しています。(ディスコ「キャリタス就活2020 学生モニター調査結果(2019年7月)」2019年7月16日発表)

雇用形態を問わず求職者優位の売り手市場に加え、働き方改革の影響で、「採用成果を落とさずに、採用業務を効率化する」ことがより一層求められる時代となりました。また売り手市場の影響で、遠い会場での選考は物理的・金銭的な負担が大きいため敬遠する、効率的に選考を受けたいという求職者の傾向が強まっています。したがって、業務効率化においては「企業側にとっての業務効率化」と「応募者の利便性アップ」という両方の視点が必要であり、Web面接はこの点においても双方にメリットがあるといえます。

企業にとっては、“業務効率化”と“採用機会の拡大”

企業にとってのWeb面接のメリットは、「業務効率化」と「採用機会の拡大」です。従来の面接では、面接会場の手配、会場費用、遠方の会場であれば面接官のスケジュール調整の負荷も高く、当日の会場準備、受付、応募者の交通費を負担する場合はその精算……など、費用面・人的に多大なコストが発生していました。Web面接を導入すると、これらの業務が効率化され、コスト削減を図ることができます。

また、時間と場所の制約がなくなることで、これまで接触できなかった応募者へリーチできるようになります。地方や海外にいる応募者との面接もスムーズにでき、採用機会の拡大が期待できるでしょう。さらに、リクルーターによる学生フォローや内定者面談など、Web面接を選考面接以外場で活用することで、より効果的なリテンション施策にもつながってきます。

応募者にとっては、“利便性アップ”と“応募機会の拡大”

企業にとってのメリットは、そのまま応募者にとってのメリットにつながります。Web面接により、面接会場への移動にかかる時間や費用を削減でき、さらにこれまでであれば応募をためらっていた遠方の企業の選考を受けることができます。キャリア採用の場合、応募者が現職ということも多く、時間と場所の制約がなくなるWeb面接のメリットは大きいといえます。

Web面接に際し、応募者側の環境も整ってきています。2017年時点ではありますが、スマートフォンの個人保有率は、20代では94.5%、30代では91.7%(総務省「平成30年版 情報通信白書」2018年7月公表)。加えて、近年、大学にてノートパソコン必携化の動きが進んでいることも後押しです。前述の2020年卒業予定の就職活動生を対象とした調査では、約6割(59.7%)がWeb面接に賛成していることからも、今後、ますます拡がると予想されます。

セキュリティは必須、応募者への丁寧な事前案内を

Web面接機能をもったツールは世の中に数多く存在し、なかには無料で使えるものもありますが、採用選考という個人情報を扱うシーンである以上、セキュリティが担保されていることは必須です。また、面接官側の注意点として、社内の機密情報が洩れない環境(会議室など、周囲の映像や音声を遮断できる場所)でWeb面接をおこなうことが必要です。

スムーズなWeb面接実施のためには、応募者側の環境(ブラウザ、通信環境)がシステムの推奨環境に合致しているか、応募者自身に事前に確認してもらうこともポイントです。細かいことではありますが、事前にわかりやすく丁寧な事前案内を、複数回にわたりおこなっておくことで、当日の混乱を防ぐことにつながります。

まとめ

昨今、採用ご担当者様より「本選考に導入する前に、インターンシップの選考で試したい」「Webセミナーとあわせて、すべてオンライン完結の選考ルートを用意したい」といったご相談が増えています。ITの進化により、オンラインでも従来と同じクオリティの面接が実施できることに加え、Web面接の情報を応募者管理システムで一元管理することで、よりきめ細かいフォローが可能となります。「採用ご担当者様にとっての業務効率化」と「応募者の利便性アップ」を叶えるWeb面接は、実施環境の後押しもあり、採用活動における施策のひとつとして、今後さらなる拡がりが予想されます。

参考

ディスコ「キャリタス就活2020 学生モニター調査結果(2019年7月)」2019年7月16日発表
総務省「平成30年版 情報通信白書」2018年7月公表


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