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応募者の志望度向上には複数の採用広報媒体で働きかけを

シリーズ|採用×広報

Published on 2019/10/17

費用対効果の高い採用を実現するためには、企業について十分理解し、求める人材要件への合致度が高い“有効母集団”を増やさなければなりません。そこで必要になるのが、アトラクション(引きつけ)に成功した学生に対するリテンション(引き留め)施策です。なかでも採用ホームページに代表される採用広報媒体を通じた働きかけが重要になります。採用広報媒体を上手に活用することで、合同企業説明会、学内企業セミナー等のイベントを通じて直接接点を持った学生や、就職ナビ、ソーシャルリクルーティング等を通じて興味・関心を持ってくれた学生の応募意欲をより一層高めることができるでしょう。

採用フェーズの初期から後期まで活用できる重要な情報源:採用ホームページ

採用ホームページは、学生にとって就職活動の初期から後期まで常に活用できる重要な情報源です。ここに自社の魅力や活躍している社員、具体的な仕事の内容などを紹介することで、応募意欲のある学生に有益な情報を与えるだけでなく、ミスマッチを防ぐことにも繋げられます。また、自社のイメージを表すようなキーワードを盛り込みながら、仕事のやりがいや醍醐味が伝わる魅力的なページを用意することもポイントになるでしょう。

HR総研が2017年に行った調査によると、学生の採用ホームページの閲覧社数は、文系理系ともに「10~14社」が最も多く、また文系の中には「40社以上」と答えた学生も1割以上いました。一方でFacebookの採用ページの閲覧社数に関しては、1社も見ていないという学生が文系で64%、理系で73%もおり、最近ではプライベートでもLINEに押されてFacebookを利用する学生が減少していることがうかがえます。

自社の魅力を能動的かつ頻繁に発信できる:採用オウンドメディア

オウンドメディアとは自社が保有・運営するメディアを意味し、コーポレートサイトやサービス紹介サイト、メールマガジン、コミュニティなどが該当します。なかでも昨今多いのは、認知獲得~ファンづくりをおこない、その他のサイト(コーポレートサイトやサービス紹介サイト)への誘導を担うタイプのオウンドメディアです。採用オウンドメディアは、採用に特化したオウンドメディアとして採用関連のコンテンツを高い頻度で更新し、学生や転職希望者とのリレーションシップを強化するケースや、オウンドメディアを通じてファンを育成し、応募へと繋げるケースなどが増えてきています。オウンドメディアの最大の強みは、採用関連情報にとどまらず、自社の理念やビジョン、社内の雰囲気やスタッフの素顔など自社の魅力を能動的かつ頻繁に発信できるところです。作成したコンテンツは自社の資産ともなるため、単発で終わらずに長期的に活用できる点から、通年採用のシーンなどでも効果を発揮することが期待できます。また、ダイレクトソーシングが増えている中、会社の価値感やカルチャーと合う人材と出会うことができるのは大きなメリットでしょう。一方で、社員インタビューや社内レポートなどのコンテンツを掲載するためには、全社的な協力が不可欠です。また、更新頻度を下げないように、メディアの運用体制をしっかり構築しておく必要もあります。

パンフレット、その他の代表的な採用広報ツール

その他の採用広報ツールとしては、パンフレット(採用パンフレットやコンセプトブック)が挙げられます。会社案内用パンフレットは他の採用ツールと比較して事業内容、社長や既存の社員のインタビューなど、より詳細で印象的な情報を伝えるのに適しており、また合同説明会や採用イベントなどで配布される採用パンフレットは、採用担当者がプレゼン等を通じて自社の魅力付けを行ったうえで、さらに詳細をアピールしたり、合同説明会後にリマインドをしたりと、リアルの接点を持ったあとにも大きな効果を発揮します。Webが主流の時代だからこそ、見せ方や打ち出し方にこだわれば、紙媒体ならではのインパクトを残せるでしょう。さらに保護者に対して会社への理解を深めてもらうために会社案内用パンフレットを送付するなど、内定承諾の確認を行うオヤカク対策の一つとしても有効とされています。

もうひとつ、採用広報のツールとして近年注目を集めているのが、“採用ムービー”などの動画コンテンツです。企業が抱く想いやメッセージをストレートに伝えることができる、映像だからこそ伝わる魅力を表現できるなどのメリットがあります。社員インタビューや採用担当者からのメッセージ、仕事風景や職場紹介、面接後のメッセージ動画などを通じて文字や写真だけでは伝えきれない等身大の企業像や社員の姿を紹介することで、応募者の志望度向上はもちろん、選考のミスマッチ防止にも繋げることができます。また、昨今の学生はスマートフォンやSNSで常日頃から動画に慣れ親しんでおり、動画を観るという行為自体のハードルが低いため、より届きやすいコンテンツであるとも言えるでしょう。

まとめ

自社に興味・関心を持ってくれた学生をリテンションするためには、採用ホームページに代表される複数の採用広報媒体を通じた働きかけが重要になります。自社の特色にあわせて、広報媒体を選択し、目的とタイミングにあった採用広報を展開しましょう。

採用ホームページや採用オウンドメディアには自社の魅力や活躍している社員、具体的な仕事の内容などを紹介することで、応募意欲のある学生に有益な情報を与えるだけでなく、ミスマッチ防止に繋げることも可能です。一方、紙媒体である採用パンフレットは、合同説明会や採用イベントでの配布を行い、イベント後のリマインドや保護者への共有ツールとしての役割があります。また近年活用されている動画コンテンツでは、実際に声や動きを通じて応募者にアプローチすることで、文字や写真だけでは伝えきれなかった等身大の企業像や社員の姿を最大限アピールすることができます。

それぞれの媒体の特長を活かし、「どの採用広報媒体」に「どのような情報」を載せ、「どのタイミング」で対象者に届けていくか、コミュニケーション全体の設計に基づく採用広報活動をおこなうことがポイントといえます。


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