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【速報】2022卒向け 企業のインターンシップ実施動向(2020年7月現在)

Published on 2020/07/31

新型コロナウイルスの流行は、残念ながら、いまだ予断を許さない状況が続いています。そのようななかでも、各社では、2022シーズンの新卒採用活動の検討がスタートしています。今回は、2022年卒向けのインターンシップについて、企業の最新動向をお届けします。

 

対象:
採用管理システム「i-web」に登録されているインターンシップ実施に関するデータ

新型コロナウイルス収束がみえない状況下、8割近くの企業がインターンシップを実施。うち7割が「7~9月」から実施することが明らかに。

2022年卒向けのインターンシップについて、企業の意向は「実施する/した」が76.8%と8割近くにのぼり、他方、「実施しない」は5%にも満たないことがわかりました。また、実施時期については、7割(68.4%)の企業が、夏季(7~9月)からスタート。昨年と実施時期を変更するか?については、「昨年と同じ」が61.3%と最多。「延期」(15.6%)を大きく上回る結果となりました。

 

新型コロナウイルスの収束がみえない状況下でも、インターンシップをおこなう企業が大半を占め、実施時期を延期することもなく、夏季(7~9月)におこなう――データからは、少し意外な傾向がみてとれます。

 

2022年卒向けインターンシップの実施意向

 

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「実施」の企業について:2022年卒向けインターンシップの初回開催時期

 

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「実施」の企業について:昨年(2021年卒向け)と実施時期を変更するか?

 

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インターンシップにおいても、オンライン化が急速に進む。“新しい常態”を前提とした「オンラインインターンシップ」が主流に。

この一見意外な傾向には、実施方法が大きく影響しています。2022年卒向けインターンシップについて、実施方法を確認したところ、「検討中/未定」の企業が3割を超え(34.2%)、日々変わる状況をみながらギリギリまで検討されている様子がうかがえます。

 

一方、すでに実施方法を決めている企業について、その内訳をみてみると、「オンラインとリアル(対面式)を併用」が最も多く約4割(39.9%)。「オンラインのみ」の企業も、4分の1近くを占めており、一部にせよ全部にせよ、「オンラインインターンシップ」が主流になっていることがわかります。また、「昨年、リアル(対面)のインターンシップを実施していて、今年、オンラインインターンシップを導入する企業」が6割以上(62.1%)となり、インターンシップにおいてもオンライン化が急速に進んでいることが明らかとなりました。

 

さらに、オンラインインターンシップを導入する企業のなかには、リアル(対面)のプログラムをオンライン化するだけでなく、“オンラインならでは”の工夫を検討しているケースもみられました。

 

例)

  • インターシップの課題を解説する動画を作成し、参加者へ事前に配信。参加意欲を高めることと、事前のインプットにより密度の濃いアウトプットにつなげる目的
  • 業務の都合上、リアル(対面)のインターンシップには協力してもらうことが難しかった工場の技術職メンバーによる“職種解説”をおこなう
  • ワークの発表が盛り上がるように、「いいね」「すごい」などのジェスチャーを事前に決め、発表を聞いているときにやってもらう      …など

 

実施方法が決まっている企業について:2022年卒向けインターンシップの実施方法

 

画像4

 

実施方法が決まっている企業について:オンラインインターンシップの導入状況

 

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まとめ

上記のデータからは、いわば“新しい常態”を前提とした採用活動の傾向がみえてきます。2021年卒の新卒採用では、新型コロナウイルス流行に伴い、Web説明会やWeb面接など選考活動のオンライン化が急速に進みました。その経験を踏まえて、2022年卒の新卒採用では、インターンシップからオンライン化が進んでいます。

 

2022シーズンは、内容・実施詳細を含めオンラインインターンシップの幅が広がり、知見をためる一年となりそうです。

 

参考記事: “外出自粛時代”のオンライン採用で、採用成果をあげるには

調査概要

調査主体:株式会社ヒューマネージ
調査対象:2022卒向けに採用管理システム「i-web」をご利用いただいている企業様の中からアンケートにご回答いただいた企業様
回答企業数:293社
調査期間:2020年7月1日~2020年7月27日


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