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【2025シーズン】本選考プレエントリー/本エントリー推移
RECRUITMENT
今回は、2025シーズン本選考のプレエントリー/本エントリー推移調査をみていきます。
プレエントリー昨シーズン比は5月以前の段階で大きく増加
プレエントリー推移
[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の2023年(24シーズン)9月末日時点のプレエントリー数を「100」として、25・24シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のプレエントリー数の割合を算出
まず、プレエントリー推移をみると、3月上旬時点の累計(全体)で85.7%(昨シーズン+5.3pt)となりました。特に5月以前で大きく伸びていることが分かり、昨シーズンよりもやや早期化していることが窺えます。一方、3月上旬の時期別は19.2%(昨シーズン比▲1.8pt)とやや減少しているものの、採用広報解禁日の流れは根強く感じられる結果です。
本エントリーもやや早期化傾向がみられる
本エントリー推移
[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の2023年(24シーズン)9月末日時点のプレエントリー数を「100」として、25・24シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)の本エントリー数の割合を算出
次に、本エントリー推移をみると、3月上旬時点の累計(全体)で48.0%(昨シーズン比+6.7pt)となりました。プレエントリー同様、昨シーズンと比較してやや早期化していることが窺えます。早期の選考が広がり、中には早期での採用数を増やす企業もあることも、3月上旬時点での本エントリーの増加に影響しているものとみられます。
◆◆◆
今回の調査では、プレエントリー/本エントリーともにやや早期化している結果が分かりました。また、母集団規模が大きく学生の人気を集める企業群で特に5月以前の伸びが大きいという調査もあり、早期からの動き出しが始まっていることが窺えます。プレエントリー/本エントリーともに最終的な着地は昨シーズンと横ばいになることが考えられるため、近年の学生の活動量減少の傾向も考慮し、プレエントリーした学生を選考につなげていく取り組みが重要と言えそうです。
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ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2024年4月号は、2025シーズン本選考動向、特集「等身大の採用広報」、企業インタビューなどより詳しいマーケット情報やお役立ち情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。
出典:『Monthly HR AGE 2024年4月号』
Profile
永野 史彰Fumiaki Nagano
株式会社ヒューマネージ コンサルタント
慶応義塾大学卒業後、保証会社で勤務したのち、桜美林大学大学院心理学研究科で臨床心理学を専攻。2019年にヒューマネージに入社し、企業の採用活動や適性アセスメント、タレントマネジメントにおける統計分析業務やサービス開発に携わる。臨床心理士・公認心理師(国家資格)・産業カウンセラーの資格を保有。