MENU

TOP >  マーケットをよむ >  【2025シーズン】学生のインターンシップ応募状況調査

Marketing Magazine

【2025シーズン】学生のインターンシップ応募状況調査

RECRUITMENT

Published on 2023/09/01

VIEW 463

今回は、2025シーズンインターンシップに関するデータ(7月上旬集計)をみていきます。

 

プレエントリー、応募時期ともに早期化が進む

プレエントリー推移

画像2

[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の2023年(24シーズン)2月末時点のインターンシッププレエントリー数を「100」として、25・24シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のインターンシッププレエントリー数の割合を算出

 

応募推移

画像2

[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の2023年(24シーズン)2月末時点のインターンシップ応募数を「100」として、25・24シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のインターンシップ応募数の割合を算出

 

まず、2025シーズンのインターンシップについては、7月上旬時点でプレエントリーが52.4%(昨シーズン比+9.3pt)、応募が58.1%(昨シーズン比+11.3pt)となりました。昨シーズンの結果を基準とすると、プレエントリー、応募ともに早期化傾向が窺えます。4月にマイページを公開した企業が多かったこともあり、呼応して学生の早めの動き出しも一般化していますが、応募に結びつけるためのアプローチが引き続き重要と言えそうです。

 

◆◆◆

 

2025シーズンの仕事研究・インターンシップは、今後さらに重要視されていくことが予想されます。実際に企業からは、インターンシップの実施~選考、内定者フォローに至るまでの採用スケジュールを見直したという声も聞かれました。

 

また、リアルのインターンシップも増加傾向にある中、インターンシップ時期から自社らしさを届けるための集客方法やプログラムなどで、他社と差別化を図っていくことも求められます。ターゲット層や応募までの接点設計を一連の戦略として捉え、細かい工夫も含めたインターンシップの実施につなげていくことが重要と言えそうです。

 

 

最新の採用ご担当者インタビューはこちら:

・生の情報を伝え、圧倒的定着率を実現。東急不動産が実践する「仕事の厳しさ」の伝え方(東急不動産株式会社)

・事業も採用も、アパレル業界の枠を超えて――TSIが挑む、パーパス&キャリア重視型採用(株式会社TSI)

・マッチングと情報提供を追求する接点づくり。SBCメディカルグループの独自イベント設計(ランジェコスメティーク株式会社)


 

ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2023年8月号は、2024シーズン本選考/2025シーズンインターンシップ・本選考 採用動向、特集「タレントプールとデータ活用」、企業インタビューなどより詳しいマーケット情報やお役立ち情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。

 

画像4

 

 

出典:『Monthly HR AGE 2023年8月号』

Profile

永野 史彰Fumiaki Nagano

株式会社ヒューマネージ コンサルタント

慶応義塾大学卒業後、保証会社で勤務したのち、桜美林大学大学院心理学研究科で臨床心理学を専攻。2019年にヒューマネージに入社し、企業の採用活動や適性アセスメント、タレントマネジメントにおける統計分析業務やサービス開発に携わる。臨床心理士・公認心理師(国家資格)・産業カウンセラーの資格を保有。


関連記事