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【2025シーズン】インターンシッププレエントリー動向
RECRUITMENT
今回は、インターンシップのプレエントリー動向から、2025シーズンの学生動向を見ていきます。
インターンシッププレエントリー時期別推移、「5月以前」が急増
全体
[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の2023年(24シーズン)2月末時点のインターンシッププレエントリー数を「100」として、25・24シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のインターンシッププレエントリー数の割合を算出
学生のプレエントリー状況は10月上旬時点の累計で、74.9%(昨シーズン比+8.9pt)と、昨シーズンを上回る割合で推移していることがわかりました。5月以前からプレエントリーした学生の数が急増し、以降一定のペースで推移していることがわかります。企業のマイページ公開のタイミングから興味のある企業のインターンシップにプレエントリーする学生の意欲的な姿勢が窺える結果です。
ほとんどの業種において昨シーズン比を上回る
業種別
[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の2023年(24シーズン)2月末時点のインターンシッププレエントリー数を「100」として、25・24シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のインターンシッププレエントリー数の割合を算出
〇業種別:官公庁・各種調査機関の業種区分等を参考に11の業種に区分
次に、10月上旬時点での累計を業種別で比較すると、上記の結果となりました。新たなイベントや長期でのインターンシップを実施した企業で特にプレエントリーが増加している傾向にあり、全体的に多くの業種で早期化している様子が窺えますが、本格的な選考期に向け、引き続き母集団形成に注力していくことが求められていると言えそうです。
◆◆◆
2025シーズンインターンシップに関する学生の動きからは、早期化の様子が窺えました。
インターンシップのプレエントリーは、就職情報サイトや採用サイト等を通じて企業に興味を持つ最初のアクションです。そのタイミングは学生によって異なりますが、企業は自社と接点をもった学生に対して、いつでも情報をみてもらえるようマイページを充実させ、魅力づけを行っていくことが欠かせません。自社ならではのメリットを打ち出したインターンシップ案内ページや、会社や事業を短い時間で理解できる動画など、プレエントリーした学生をインターンシップへの参加やその後の関係育成につなげていくために、学生のニーズにあわせた施策が重要です。
2025シーズンの本格的な選考期に向け、母集団形成と並行し、その後の関係性づくりにも注力していくことが求められていると言えそうです。
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ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2023年11月号は、2025シーズンインターンシップ学生動向、特集「最新・内定者アンケート結果でみる これからの採用戦略 後編」、企業インタビューなどより詳しいマーケット情報やお役立ち情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。
出典:『Monthly HR AGE 2023年11月号』
Profile
永野 史彰Fumiaki Nagano
株式会社ヒューマネージ コンサルタント
慶応義塾大学卒業後、保証会社で勤務したのち、桜美林大学大学院心理学研究科で臨床心理学を専攻。2019年にヒューマネージに入社し、企業の採用活動や適性アセスメント、タレントマネジメントにおける統計分析業務やサービス開発に携わる。臨床心理士・公認心理師(国家資格)・産業カウンセラーの資格を保有。