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【学生の動き】冬季インターンシップ応募状況、大手企業で昨シーズンを下回る

Published on 2021/12/23

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いよいよ冬季インターンシップが始まり、選考モードへと突入する2023シーズンの採用活動。コロナ禍3年目、実施方法やプログラムにオンラインが定着した今、学生の動きはどうなっているか? をみていきましょう。

 

 

全体のプレエントリー状況は昨対比14.4pt増加、応募状況は横ばい

 

学生のプレエントリー(マイページへの個人情報登録)状況は、11月上旬時点で83.4%(昨シーズン比+14.4pt)と、昨シーズンを上回る割合で推移していることがわかりました。6月上旬に多くの企業のマイページがオープンしたタイミングで学生が一斉にプレエントリーを行っていることがみてとれますが、その後も順調に推移しており、インターンシップへの興味と選考期に向けた情報収集に意欲的な学生の姿勢が窺えます。一方で応募(インターンシップへの参加を申し込んだ、あるいはインターンシップの選考へ応募した人数)状況をみると、75.7%(昨シーズン比▲2.9pt)と全体では昨シーズンとほぼ横ばいで推移していることがわかります。

 

プレエントリー状況|全体

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応募状況|全体

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[集計対象]
22シーズン、23シーズンにi-webをご利用いただいている企業様
[算出方法]
プレエントリー状況は、対象企業各社の22シーズン(2021年)2月28日時点のインターンシッププレエントリー数を「100」として、 22シーズン、23シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のインターンシッププレエントリー数の割合を算出
応募状況は、対象企業各社の22シーズン(2021年)2月28日時点のインターンシップ本エントリー数を「100」として、22シーズン、23シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のインターンシップ本エントリー数の割合を算出

 

 

 

応募状況、大手企業で昨シーズンを下回った一方で、中小・ベンチャーでは昨対比大幅増

 

ここからは、インターンシップに参加を申し込んだ、あるいはインターンシップの選考に応募した人数を表す応募状況にフォーカスし、母集団規模別のデータをみていきましょう。プレエントリー数1万名以上の企業群では、応募状況は67.7%(昨シーズン比▲15.4pt)と減少する結果になりました。この数字を2021シーズンの値と比較するとおよそ同水準となっており、昨年の伸び率がもとに戻った様子が窺えます(ちなみに、プレエントリー状況は全体傾向と同じく、昨シーズンを上回っています)。

 

他方、プレエントリー数3000名以上1万名未満の企業群の応募状況は98.1%(昨シーズン比+25.2pt)、プレエントリー数3000名未満の企業群では、67.8%(昨シーズン比+24.2pt)と昨シーズンを大きく上回っていることがわかりました。

 

応募状況|プレエントリー数10,000名以上

 

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応募状況|プレエントリー数3,000名以上10,000名未満

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応募状況|プレエントリー数3,000名未満

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来る選考シーズン、接点の少ない学生へのアプローチが重要に

 

今回の調査では、応募状況が企業群により異なる様相をみせました。

 

昨シーズンは学生が知っている企業へピンポイントにエントリーする傾向が強く、プレエントリー数が多い企業群=いわゆる就職人気企業群においては、インターンの参加申込・インターンの選考参加人数が例年よりもかなり増えていました 。そのため、今シーズンはESの設問数を増やすなど応募のハードルを上げ、志望度が高い学生を中心に集めるようにした企業もあったようです。

 

一方でプレエントリー数が1万名未満の企業群では、今シーズンは早期にマイページをオープンしたり、インターンシップの実施時期を早めた企業が増え、プレエントリーだけでなく、応募数の増加につながったのではないかと推察されます。

 

来る選考シーズンに向けては、インターンシップに参加できなかった学生を含め、これまで接点が少ない学生に対するアプローチも重要となっていきます。日程が合わずにインターンシップに参加できなかった人に向けて、Webページや動画で不参加者向けのおさらいコンテンツを作成する、採用管理システムで取得した閲覧履歴から、興味を持ったもののインターンシップへの参加には至らなかった学生をターゲティングし、よりハードルが低いと考えられるコンテンツ(短い動画など)を案内する、また学生が年内に行うとされる業界の絞り込み時期に向けて、業界理解に特化したWebセミナーを企画し、マイページのメッセージやメールなどで告知をするなど、ターゲットに合わせて興味や意欲の醸成を重ねるアプローチが有効と言えそうです。

 

また、応募したものの選考によって参加できなかった学生への接点づくりも効果的と考えられます。ある企業では、インターンシップに進めなかった学生限定のWebセミナーを開催し、質疑応答を設けているそう。学生からの「提出したESのどこが悪かったのか?」といった質問にも率直に答え、就職活動に対する姿勢をしっかりと伝えることで、インターンシップに参加できなかった学生も本選考につなげるような工夫をされているようです。

 

オンライン化や早期化が進み、採用の在り方そのものが変化していく2023シーズン。企業は対象者に向けてより“刺さる”情報を発信し、積極的にアプローチしていくことが重要なのではないでしょうか。

 

 


 

ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2021年12月号は、2023シーズン冬季インターンシップの学生の動き、また「2022シーズン内定者データからよむ応募者接点の現在」などより詳しいマーケット情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。

 

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出典:『Monthly HR AGE 2021年12月号』


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