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【2027シーズン】早期内々定者へのフォロー施策

RECRUITMENT

Published on 2026/02/27

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今回は、2027シーズン早期内々定者へのフォロー施策についてみていきます。

 

母集団1万名以上/1万名未満とも「内定者同士の交流(リアル)」の実施割合が半数以上に
母集団規模別フォロー施策の割合

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[集計対象・算出方法]
i-webをご利用いただいている企業のうち、27シーズンにおいて早期内々定者へのフォロー施策が決定している企業様(予定含む)を対象とし、内容別の割合を母集団規模別に算出
○母集団規模別:2025年(26シーズン)9月末日時点のプレエントリー数をもとに、1万名以上/1万名未満に区分

 

母集団規模別にみると、最も高い割合を占めたのは「内定者同士の交流(リアル)」で、1万名以上では61.7%、1万名未満でも54.9%に達しています。これに続く施策として、1万名以上では「人事面談(オンライン)」55.3%、「内定者マイページの活用」51.1%となっています。1万名未満でも順位は前後するものの、同様に「内定者マイページの活用」が39.8%、「人事面談(オンライン)」が36.3%と、規模を問わずリアルな交流とオンラインでのやりとりを併用している様子が窺えます。

 

規模別の差に着目すると、特にオンライン施策において1万名以上の企業が1万名未満を大きく上回っています。例えば「内定者同士の交流(オンライン)」は、1万名未満の26.5%に対し、1万名以上では46.8%(+20.3pt)と高い水準にあります。多くの内定者を抱える大規模企業ほど、場所を問わないオンラインでのフォローを取り入れている傾向がわかります。
また、「人事以外の社員との面談・座談会」についても、1万名以上の企業ではリアル(25.5%)とオンライン(21.3%)の両面で実施が進んでおり、1万名未満の企業(リアル13.3%、オンライン8.8%)を上回っています。現場社員との接点を早期に設けることで、ミスマッチ防止や働くイメージの具体化を狙う企業の姿勢が見てとれます。

 

◆◆◆

 

今回の調査から、早期内々定者へのフォローとして「内定者同士の交流(リアル)」を行っている割合が最も高く、母集団規模が大きいほどオンラインを活用していることがわかりました。

 

早期に内々定を得た学生の不安を解消し、入社までの期待感を維持し続けるためには、内定者同士が交流できる機会を設けるとともに、学生が「社員」や「社風」を多面的に知ることができるようなフォロー体制を構築することが求められると言えるでしょう。

 

最新の採用ご担当者インタビューはこちら:

・早期に学生と接点を築き、一貫して丁寧なフォローを――。「志望度アップ」を実現する中外製薬工業の高専採用戦略(中外製薬工業株式会社)

・学生のニーズを施策に反映させ、志望度を高める。しずおか焼津信用金庫が「Heart to Heartの対話」を重視する理由(しずおか焼津信用金庫)

・厳しさを伝えつつ「社会へのインパクト」で惹きつける。誰よりも食に真っ直ぐ、東京青果の魅力づけ戦略(東京青果株式会社)


ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly Humanage Report』を配信しています。2026年2月号は、2026シーズン内定先へのプレエントリー時期、2027シーズン早期内々定者フォローの実態・最終選考の終了予定時期、2028シーズンオープン・カンパニー/インターンシップ実施予定について、最新トレンドをタイムリーにお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。

 

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出典:『Monthly Humanage Report 2026年2月号』

Profile

池尻 亮介Ryosuke Ikejiri

株式会社ヒューマネージ コンサルタント

信州大学卒業後、東京学芸大学大学院で心理学を専攻。その後、政府機関における学力調査等の分析に従事。ヒューマネージ入社後は、採用活動に関する企業動向を中心としたデータ分析・統計の業務を主担当とし、企業の支援を行っている。


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