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【2026シーズン】冬季インターンシップ実施プログラム
RECRUITMENT
本選考期を見据え、冬季インターンシップの準備が進む2026シーズン。今回は、冬季インターンシップの実施プログラム内容に関する調査をみていきます。
実施時期は文理職種ともに12月上旬が最多
実施プログラム|文系職種
実施プログラム|理系職種
[集計対象・算出方法]
i-webをご利用いただいている企業のうち、26・25シーズン冬季インターンシップのプログラムが決定している企業様(予定含む)を対象とし、文理職種ごとに算出
プログラム内容をみると、「業界・事業についての講義」が最も多く、文系職種で86.8%(昨シーズン比±0pt)、理系職種で78.6%(昨シーズン比+5.1pt)となりました。次いで「グループワーク」「社員との懇親会・交流会」「実業務体験」と続きます。また、実施の割合が最も高い(Monthly HR AGE p5参照)実施期間「1日」におけるプログラムも同様に「業界・事業についての講義」が1位となりました。
◆◆◆
今回の2026シーズン冬季インターンシップに関する調査では、文理職種ともに「業界・事業についての講義」を行う企業が多いことが窺えました。
特に「1日」のプログラムにおいては、短い時間で業界・仕事の理解と、自社への興味・関心を両方高めるアプローチが必要です。さまざまな職種の社員を登壇させたり、社員の雰囲気を伝えるために同期同士、上司×部下の組み合わせなども有効です。懇親会・交流会に登壇する社員を変更することでプログラムをシリーズ化し、学生に複数回参加してもらうことも可能になります。タイトルや打ち出し方を工夫し、より実りある冬季インターンシップを実施いただければ幸いです。
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ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2024年10月号は、2026シーズン冬季インターンシップ動向、特集『最新・内定者アンケートより 変化する学生動向をよむ(前編)』、企業インタビューなどより詳しいマーケット情報やお役立ち情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。
出典:『Monthly HR AGE 2024年10月号』
Profile
池尻 亮介Ryosuke Ikejiri
株式会社ヒューマネージ コンサルタント
信州大学卒業後、東京学芸大学大学院にで心理学を専攻。その後、政府機関における学力調査等の分析に従事。ヒューマネージ入社後は、採用活動に関する企業動向を中心としたデータ分析・統計の業務を主担当とし、企業の支援を行っている。