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【2025シーズン】本選考プレエントリー/本エントリー推移

RECRUITMENT

Published on 2024/06/21

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2025シーズンの選考期もピークを過ぎ、2026シーズンへの動きも活発化しています。今回は、2025シーズンの最新動向(5月上旬時点)をお届けします。

 

プレエントリーは昨年から増加の一方で、本エントリーは横ばいに

プレエントリー推移

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本エントリー推移

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[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の2023年(24シーズン)9月末時点のプレエントリー数/本エントリー数を「100」として、25・24シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)のプレエントリー数/本エントリー数の割合をそれぞれ算出

 

まず、2025シーズンのプレエントリーは、5月上旬時点の累計で98.7%(昨シーズン比+5.1pt)となりました。5月以前の時点で大きく増加し、そのまま昨シーズン比を上回って推移していることがわかります。早期化の波が強まり、就職情報サイトでの情報公開やマイページ公開が前倒しとなった影響が、シーズン全体を通してのプレエントリー量の増加につながっていると言えそうです。

一方、本エントリーは5月上旬時点の累計で89.6%(昨シーズン比±0pt)となりました。昨シーズンから横ばいの結果であり、ここ数年での学生の本エントリー社数の減少傾向は、依然として続いている様子が窺えます。この背景には、売り手市場であることや学生の早期からの企業絞り込み傾向が影響していることが推察されます。

 

本エントリー率はやや減少。大手・人気企業で減少幅が大きい

本エントリー率

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[集計対象・算出方法]
25・24シーズンにi-webをご利用いただいている企業を対象とし、対象企業各社の5月上旬時点の本エントリー率(本エントリー数÷プレエントリー数)の平均値を、全体、企業群別にそれぞれ算出

 

続いて本エントリー率(プレエントリー者が選考に本エントリーした割合)をみると、全体で15.3%(昨シーズン比▲1.1pt)となりました。昨シーズン同時点と比較するとやや減少傾向にあることがわかり、これは上の調査で分かるように、「プレエントリー推移」が微増し、「本エントリー」が横ばいであることが反映されています。特に大手・人気企業はプレエントリー数の伸びが大きいため、下がり幅が大きくなっていました。

 

◆◆◆

 

今回の5月上旬時点の調査から、プレエントリー数は昨年から増加している一方で、本エントリーはほぼ横ばいであり、本エントリー率が減少傾向にある結果が窺えました。

 

売り手市場や選考の早期化により採用の難易度が高まってきている昨今。特に母集団規模が小さい中小・ベンチャー企業では、本エントリーにつなげる仕組みづくりが強く求められていると言えそうです。早期の企業絞り込みにあわせたアプローチが求められるほか、インターンシップ参加者など、自社に興味を持ってくれた応募者を惹きつける施策を、来シーズンに向けて検討いただければと思います。

 

最新の採用ご担当者インタビューはこちら:

・インターン後のフォローで志望度が向上。営業視点を取り入れた旭化成ホームズの「採用ホスピタリティ」(旭化成ホームズ株式会社)

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ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2024年6月号は、2025シーズン本選考動向、特集『いまこそ マイページコンテンツ!』、企業インタビューなどより詳しいマーケット情報やお役立ち情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。

 

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出典:『Monthly HR AGE 2024年6月号』

Profile

池尻 亮介Ryosuke Ikejiri

株式会社ヒューマネージ コンサルタント

信州大学卒業後、東京学芸大学大学院にで心理学を専攻。その後、政府機関における学力調査等の分析に従事。ヒューマネージ入社後は、採用活動に関する企業動向を中心としたデータ分析・統計の業務を主担当とし、企業の支援を行っている。


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