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【2026シーズン】内定者のプレエントリー時期

RECRUITMENT

Published on 2026/02/13

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今回は、2026シーズン内定者アンケートより内定先企業へのプレエントリー時期についてみていきます。

 

内定先へのプレエントリーは昨シーズンから早期化傾向に
プレエントリー推移

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[集計対象・算出方法]
i-webご利用企業様の26・25シーズン内定者を対象としたアンケートをもとに、内定先企業へのプレエントリー時期の割合を算出

 

プレエントリー推移をみると、5月は11.3%(+3.4pt)、6月は18.0%(▲1.8pt)となり、昨シーズンよりも早い段階で伸びていることがわかります。一方で、かつて大きな山場であった、採用広報解禁となる3月は11.6%(▲2.9pt)と減少しており、活動のピークが分散・早期化している様子が窺えます。

 

カテゴリーⅠの企業群と理系学生では6月以前がピークに
プレエントリー時期 6月以前/7~2月/3月以降 の割合

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[集計対象・算出方法]
i-webご利用企業様の26シーズン内定者を対象としたアンケートをもとに、内定先企業へのプレエントリー時期の割合を6月以前/7月~12月/3月に区分し、全体、内定先企業の企業群別、学生の文理別に算出
○企業群別:以下の4つに分類
・カテゴリーⅠ:2025年3月発表のキャリタス就活就職希望総合ランキング200位以内の企業群
・カテゴリーⅡ:2025年(26シーズン)9月末日時点のプレエントリー1万名以上、かつランキング外の企業群
・カテゴリーⅢ:同5000名以上1万名未満、かつランキング外の企業群
・カテゴリーⅣ:同5000名未満、かつランキング外の企業群

 

6月以前については、企業群別のカテゴリーⅠでは過半数を超える51.8%に達しているのに対し、カテゴリーⅢ・Ⅳでは22%台に留まっています。また、文理別では文系の26.2%に対し、理系は41.9%と高く、理系学生の方が早期に活動していることがわかります。
 
このような早期化の傾向がありながらも、7月から2月までの「中盤期」にプレエントリーした学生は全体の約4割を占めています。また、3月以降も広報解禁時期に合わせた「第二のピーク」のボリュームが依然として存在していることから、年間を通じた接点の確保が重要だと言えます。

 

◆◆◆

 

今回の調査から、内定者の動き出しは早期化しており、特にカテゴリーⅠ企業内定者と理系学生では6月以前に動き出す割合が多いことが分かりました。

 

プレエントリー時期が早期化するなか、今後は学生の「志向性の違い」を理解したアプローチに加えて、プレエントリーのタイミングを問わない情報提供が求められます。早期層はもちろん、中盤期以降の層にもニーズに合致した的確な情報を発信することが、本エントリー率や最終的な内定承諾率を高める鍵となるでしょう。

 

最新の採用ご担当者インタビューはこちら:

・学生のニーズを施策に反映させ、志望度を高める。しずおか焼津信用金庫が「Heart to Heartの対話」を重視する理由(しずおか焼津信用金庫)

・厳しさを伝えつつ「社会へのインパクト」で惹きつける。誰よりも食に真っ直ぐ、東京青果の魅力づけ戦略(東京青果株式会社)

・離職率2.9%が示す採用の質 ミスマッチゼロを目指すNECネッツエスアイの採用戦略(NECネッツエスアイ株式会社)


ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly Humanage Report』を配信しています。2026年2月号は、2026シーズン内定先へのプレエントリー時期、2027シーズン早期内々定者フォローの実態・最終選考の終了予定時期、2028シーズンオープン・カンパニー/インターンシップ実施予定について、最新トレンドをタイムリーにお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。

 

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出典:『Monthly Humanage Report 2026年2月号』

Profile

池尻 亮介Ryosuke Ikejiri

株式会社ヒューマネージ コンサルタント

信州大学卒業後、東京学芸大学大学院で心理学を専攻。その後、政府機関における学力調査等の分析に従事。ヒューマネージ入社後は、採用活動に関する企業動向を中心としたデータ分析・統計の業務を主担当とし、企業の支援を行っている。


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