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昨年の動きから、2021シーズンを予測する ―本エントリーにみる企業と学生の動き

Published on 2020/03/02

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2021年春入社の新卒採用については、昨年と同じスケジュールが踏襲されることとなりました。オリンピックの影響で総じて前倒しの傾向がうかがえますが、改めて昨年のデータを振り返り、2021シーズンの予想の参考にしていただければ幸いです。
※以下は、採用管理システム「i-web」のデータから、2020年春入社の新卒採用動向を分析したものです

スタートダッシュ傾向、ますます強まる。3月中旬以降は鈍化
選考の有効母集団となる「本エントリー(エントリーシート提出や適性検査の受検等、プレエントリー者の本選考への応募)」。3月1日時点、3月20日時点で本エントリーを受け付けていた企業の割合は、以下となります。

3月1日時点 3月20日時点
19シーズン 86.6% 97.0%
20シーズン 95.5% 99.5%

≪対象≫
i-webを継続利用いただいている企業
≪算出方法≫
①対象企業各社の3月1日およびそれ以前の本エントリー受付開始状況、対象企業各社の3月20日およびそれ以前の本エントリー受付開始状況を調査
②3月1日およびそれ以前、3月20日およびそれ以前に本エントリーの受付を開始

いわゆる採用広報解禁日である3月1日時点で本エントリーを受け付けていた企業の割合は、95.5%と前年比で約1.1倍の水準となっています。3月20日時点では99.5%とほぼすべての企業が本エントリーを受け付けていたことから、本エントリー受付開始のスケジュールが前倒しされていることがわかります。

企業の本エントリー時期も前倒し。学生も呼応して加速
前述したように3月1日はいわゆる採用広報解禁日にあたりますが、この日時点で選考応募(本エントリー)を受け付けている企業の割合は、「3月中旬」が21.7%、「3月下旬」が37.5%とそれぞれ10pt以上昨年を上回り、締め切りが前倒しされたことがわかります。ピークは「3月下旬」と半数以上の企業がこの時期までに初回締め切り日を設けており、いち早く学生を選考に呼び込もうとする企業の意図がうかがえます。

85%

≪算出方法≫
①対象企業の本エントリー初回締切時期を調査
②全体、企業群ごとに当該時期に本エントリー初回締切を設けた企業の割合を算出

一方で、20シーズンの本エントリー推移を昨年と比較すると、以下のグラフとなります。

85%

≪算出方法≫
①対象企業各社の19シーズン(2018 年9月30日時点)の本エントリー数を「100」として、19シーズン、20シーズンの10日ごと(上旬・中旬・下旬)の本エントリー数の割合を算出(企業ごと)
②①の合計を企業数で割り、平均値を算出

前年においても採用広報解禁直後から本エントリーの動きが加速する傾向がみられましたが、20シーズンは前年をさらに上回るペースで選考母集団が形成されました。企業の本エントリー締め切り時期の前倒しに呼応して、学生が本エントリーを進めるスピードも加速していることがわかります。一方で、4月上旬以降の10日ごとの本エントリーは一貫して前年を下回っており、いわゆる選考解禁直前の5月下旬には前年比同水準で落ち着きをみせました。
選考母集団形成の期間は年々短期決戦化しており、21シーズンでもこの傾向は継続するものと思われます。企業は選考母集団の質や学生の企業理解の度合いを検証するとともに、自社にふさわしい人材を確実に選考に呼び込む施策がカギになるといえそうです。

ヒューマネージのオピニオン誌「HUMANAGE REPORT」では、昨シーズンのインターンシップについて「インターンシップ実施状況」「実施時期」「実施日数」等、より詳しい情報を調査しています。詳しくはお問い合わせください。

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出典:『HUMANAGE REPORT 第22号 2019年』


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