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【キャリア採用】2025年度の採用手法
RECRUITMENT
今回は、2025年度キャリア採用における採用手法についてみていきます。
最も多いのは「企業へ直接応募」。1割強の企業が「アルムナイ採用」を実施
採用手法について

[集計対象・算出方法]
i-webをご利用いただいている企業のうち、2025年度のキャリア採用実施とその採用手法が決定している企業様(予定含む)を対象とし、割合を算出
キャリア採用を実施する企業のうち、採用手法として最も多いのは「企業へ直接応募」で66.8%という結果となりました。この中には、企業の採用ページなどからフォーム入力・データアップロードをしたり、企業へ書類を郵送するといった方法が含まれます。続いて「媒体」「紹介会社・エージェント」となっており、これら上位3つの手法は半数以上が利用することがわかりました。
また、12.4%がアルムナイ採用を導入しており、大手企業だけでなく、中小企業やニッチな業種での成功事例も聞かれるようになりました。
◆◆◆
キャリア採用における採用手法については、企業への直接応募が最も多く、次点で媒体、紹介会社・エージェントであり、それぞれ半数以上が利用することが分かりました。
いずれの手法においても、自社にとって何が効果的か、これまでのキャリア採用での入社者やそのルートなどから分析することが重要だと言えます。
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ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2025年4月号は、2026シーズン本選考/25年度キャリア採用調査、特集『内定者フォローのゆくえ』、企業インタビューなどより詳しいマーケット情報やお役立ち情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。
出典:『Monthly HR AGE 2025年4月号』
Profile


池尻 亮介Ryosuke Ikejiri
株式会社ヒューマネージ コンサルタント
信州大学卒業後、東京学芸大学大学院にで心理学を専攻。その後、政府機関における学力調査等の分析に従事。ヒューマネージ入社後は、採用活動に関する企業動向を中心としたデータ分析・統計の業務を主担当とし、企業の支援を行っている。