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【2026シーズン】冬季インターンシップ実施時期/実施タイプ

RECRUITMENT

Published on 2024/10/18

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夏季インターンシップも終了し、本選考期に向けたアプローチにますます力が入る2026シーズン。今回は、来る冬季インターンシップの企業の動向(予定)に関する調査をみていきます。

※なお、本記事では、昨シーズンと比較する分析の都合などから、産学協議会が示すタイプ3(汎用的能力・専門活用型インターンシップ)、タイプ4(高度専門型インターンシップ)だけでなく、タイプ1(オープン・カンパニー)、タイプ2(キャリア教育)等を含め「インターンシップ」と表記します。

 

実施時期は文理職種ともに12月上旬が最多

実施時期|文系職種

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実施時期|理系職種

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[集計対象・算出方法]
i-webをご利用いただいている企業のうち、26・25シーズン冬季インターンシップの実施時期が決定している企業様(予定含む)を対象とし、時期別の割合を文理職種ごとに算出

 

実施時期は、文理職種ともに12月上旬が最も多く、文系で64.6%(昨シーズン比+2.0pt)、理系で63.0%(昨シーズン比+3.2pt)となっています。昨シーズンと比較すると、早期に実施しようとする企業が微増しており、近年の選考開始時期と併せて考えると、インターンシップから選考にスムーズにつなげたい企業の意向が窺えます。一方で、1月や2月に実施する企業もあり、学生のニーズやタイミングに合わせながら、着実に接点を重ね、選考母集団を増やしていくことが求められていると言えます。

 

実施タイプ別では「タイプ1・2のみ実施」が文理職種ともに最多

実施タイプ別の割合

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[集計対象・算出方法]
i-webをご利用いただいている企業のうち、26・25シーズン冬季インターンシップの実施タイプ(産学協議会が示すタイプ1・2・3・4)が決定している企業様(予定含む)を対象とし、タイプ別の割合を文理職種ごとに算出

 

次に、タイプ別の実施割合についても調査したところ、「タイプ1・2のみ実施」する企業が文理職種ともに最も多い結果となりました。一方で、「タイプ1・2、3・4どちらも実施」する企業が文系職種で8.5%、理系職種で16.4%となりました。もともとタイプ3・4を実施していた企業がさまざまな温度感・ニーズの学生に対して、間口を広く受け入れるためにタイプ1・2も実施するようになったという声も聞かれます。採用競争が激化する中、学生が選べるしくみにすることで、機会損失を防ぎたい企業の意図が窺えます。

 

◆◆◆

 

今回の2026シーズン冬季インターンシップに関する調査より、文理ともに12月上旬に実施を予定する企業が多いことや、実施タイプでは「タイプ1・2のみ実施」する企業が最も多いことが窺えました。

 

企業からは「現場社員の協力などの準備が間に合わないため長期間の実務体験は難しいが、より多くの学生と接点をもつためにタイプ1・2の実施を複数回予定している」「夏季インターンシップで接点を持った学生を本選考に繋げるねらいで実施を予定している」などの声も聞かれ、自社のリソースや目的に合わせて実施タイプや実施時期など施策を検討する動きがみられました。

 

本格的な2026シーズンの選考期に向け、企業は改めてインターンシップ実施の目的を明確にし、ターゲットに合わせた訴求を行っていくことが求められていると言えそうです。

 

最新の採用ご担当者インタビューはこちら:

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・すべての就活生に、チャンスと成長を。志望度を段階的に高める、ロッテの採用フロー設計(株式会社ロッテホールディングス)


ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly HR AGE』を発行しています。2024年10月号は、2026シーズン冬季インターンシップ動向、特集『最新・内定者アンケートより 変化する学生動向をよむ(前編)』、企業インタビューなどより詳しいマーケット情報やお役立ち情報をお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。

 

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出典:『Monthly HR AGE 2024年10月号』

Profile

池尻 亮介Ryosuke Ikejiri

株式会社ヒューマネージ コンサルタント

信州大学卒業後、東京学芸大学大学院にで心理学を専攻。その後、政府機関における学力調査等の分析に従事。ヒューマネージ入社後は、採用活動に関する企業動向を中心としたデータ分析・統計の業務を主担当とし、企業の支援を行っている。


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