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昨年の動きから、2021シーズンを予測する ―インターンシップにみる企業と学生の動き

Published on 2019/12/13

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2021年春入社の新卒採用については、昨年と同じスケジュールが踏襲されることとなりました。オリンピックの影響で総じて前倒しの傾向がうかがえますが、改めて昨年のデータを振り返り、2021シーズンの予想の参考にしていただければ幸いです。
※以下は、採用管理システム「i-web」のデータから、2020年春入社の新卒採用動向を分析したものです

 

 

インターンシッププレエントリーは、一貫して前シーズンを上回り、1.2倍の水準に。

20シーズン(2020年春入社予定)の大学生・大学院生のインターンシップへのプレエントリー(個人情報登録)の動きは、多くの夏季インターンシップのエントリー受付が開始される6月以前から一貫して19シーズンを上回り、前年比約1.2倍の増加となりました。19シーズンのインターンシッププレエントリーは、前年比1.2倍増と大幅な増加がみられましたが、20シーズンはさらにその約1.2倍となっており、年々増加していることがわかります。就職活動や業界について知る最初のきっかけとしてインターンシップ(1dayインターンシップ含む)に応募・参加する学生が多く、企業選定が早期化するなか、企業側はより多くの学生との接点の機会をひろげようとする様子がうかがえます。

インターンシップの本エントリーも昨年を上回る。特に理系が活発化。

インターンシップの本エントリー(選考応募)の動きについても、19シーズン比で約1.1倍と、プレエントリー同様、学生の動きが活発化していることがわかりました。また文理別でみると、文系は19シーズン比107.4%、理系は19シーズン比118.2%となっており、理系の学生においてより活発化していることがわかります。

一方で、インターンシップのプレエントリー数に対する本エントリー数の割合を表す本エントリー率は、昨年を下回る結果となりました。20シーズンは、日本経団連がこれまで「5日以上」と定めてきたインターンシップの下限日数を廃止してから2シーズン目となり、19シーズンに増して多くの企業がインターンシップを実施しました。選考解禁直前の冬季のみならず、夏季や秋季にも多くの1dayインターンシップが実施されたことも重なり、実際に選考応募する学生は分散したものと考えられます。

 

 

全体
19シーズン 29.5%
20シーズン 25.3%

 

 

ヒューマネージのオピニオン誌「HUMANAGE REPORT」では、昨シーズンのインターンシップについて「インターンシップ実施状況」「実施時期」「実施日数」等、より詳しい情報を調査しています。詳しくはお問い合わせください。

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競合企業の方、個人の方のお申込みはご遠慮いただいております。ご了承ください。

 

調査概要
対象:i-webインターンシップモデルを19、20シーズンともに継続利用していただいている企業
期間:2018年6月上旬~2019年2月下旬
2017年6月上旬~2018年2月下旬

出典:『HUMANAGE REPORT 第22号 2019年』


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