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【2028シーズン】マイページ公開のタイミング
RECRUITMENT
今回は、2028シーズンのマイページ公開のタイミングについてみていきます。
マイページ公開のタイミングは「ナビなど媒体への掲載にあわせて」が半数超

[集計対象・算出方法]
i-webをご利用いただいている企業のうち、28シーズンにおいてマイページ公開タイミングが決定している企業様(予定含む)を対象とし、全体と企業群別の割合をそれぞれ算出
○企業群別:以下の4つに分類
・カテゴリーⅠ:2025年3月発表のキャリタス就活就職希望総合ランキング200位以内の企業群
・カテゴリーⅡ:2025年(26シーズン)9月末日時点のプレエントリー1万名以上、かつランキング外の企業群
・カテゴリーⅢ:同5000名以上1万名未満、かつランキング外の企業群
・カテゴリーⅣ:同5000名未満、かつランキング外の企業群
マイページ公開のタイミングの要因を全体でみると、最も高い割合を占めたのは「ナビなど媒体への掲載にあわせて」で52.4%となりました。次いで「自社のイベント開催にあわせて」が20.3%と続いています。全体の半数以上の企業が、就職ナビサイトなどのオープンに合わせてマイページを公開し、プレエントリーの導線としている様子が窺えます。
企業群別にみると、要因に大きな違いが見られます。全体で最も割合の高かった「ナビなど媒体への掲載にあわせて」において、カテゴリーⅢでは57.4%、カテゴリーⅣでは63.7%と高い割合を占めているのに対し、カテゴリーⅠでは25.9%に留まっています。
カテゴリーⅠは「競合他社の動向にあわせて」が18.5%、「合同説明会の参加・実施にあわせて」と「自社の採用ホームページ公開にあわせて」がそれぞれ16.7%と、他の企業群に比べて高い割合を示しています。このことから、カテゴリーⅠの企業は就職ナビサイトなどのスケジュールにとらわれず、自社のイベントや採用情報の公開、あるいは競合の動きを見極めながら、戦略的に公開タイミングを図っている姿勢が見てとれます。
◆◆◆
今回の調査から、マイページ公開のタイミングは媒体への掲載にあわせる企業が最も多いものの、カテゴリーⅠにおいては自社のスケジュールや競合動向を重視していることがわかりました。
採用活動の早期化・多様化が進むなかで、単に横並びのスケジュールでマイページを公開するのではなく、自社の採用力やターゲット学生の動き出し、競合の動向などを総合的に分析し、自社に適した公開タイミングを見極めることが、初期の母集団形成を成功させる第一歩となるでしょう。
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ヒューマネージでは、毎月の採用動向をまとめた『Monthly Humanage Report』を配信しています。2026年3月号は、2026シーズン採用充足率が100%以上となった割合、2027シーズン早期選考の比重と採用チャネルの利用実態・選考プロセスの設計と効率化、2028シーズンマイページ公開タイミングの決定要因について、最新トレンドをタイムリーにお届けしています。レポートの詳細、ダウンロードは以下よりお願い申しあげます。
出典:『Monthly Humanage Report 2026年3月号』
Profile
池尻 亮介Ryosuke Ikejiri
株式会社ヒューマネージ コンサルタント
信州大学卒業後、東京学芸大学大学院で心理学を専攻。その後、政府機関における学力調査等の分析に従事。ヒューマネージ入社後は、採用活動に関する企業動向を中心としたデータ分析・統計の業務を主担当とし、企業の支援を行っている。





