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Interview

すべては、多様な人材と出会うために。
「一緒に戦う仲間」を探す採用活動とは

Published on 2020/10/13

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Profile

宮城 美歌Mika Miyagi

株式会社東急エージェンシー
コーポレート本部 人事局 人事企画部

人材派遣会社での営業・新卒採用、デザイン系専門学校のキャリアアドバイザーを経て、2019年に東急エージェンシーへ入社。新卒採用、キャリア採用両方の担当者として、企画・運営に携わる。

1961年に東急グループの広告会社として設立された、株式会社東急エージェンシー。現在では総合広告会社として、さまざまなマーケティング・ソリューションや「驚くような体験づくり」を実現しています。売上高1000億円を超える同社の躍進を支えているのが、「人材」の力に他なりません。主体的で多様な人材を集めるため、同社ではこれまでに「顔採用」や「留年採用」、「東京以外採用」などユニークな企画を次々と実施、採用業界において注目を集めてきました。こうしたアイデアはどのようなプロセスで生まれるのか、そしてどんな想いを持って採用に取り組んでいるのか。人事企画部の宮城美歌様に聞かせていただきました。

「画一的な人物像」は設けていない

はじめに、宮城様のこれまでのキャリアについてお聞かせください。

私は2019年5月に当社へ中途入社し、人事企画部にて新卒、キャリア採用の企画・運営に携わっています。東急エージェンシーに入社する前は、クリエイティブ業界に特化した派遣会社での営業と新卒採用、デザイン系の専門学校のキャリアアドバイザーを経験しました。

豊富なキャリアをお持ちとはいえ、入社してすぐに責任の大きい仕事を担当されているという印象です。

東急エージェンシーには、新卒・中途を問わず「意欲のある社員は入社の時期にかかわらずチャレンジできる」という風土があります。そういった環境や風通しの良さは、私自身感じていますね。

ではあらためて、貴社についてご紹介いただけますでしょうか。

当社は総合広告会社として、生活者と企業の接点から、さまざまなマーケティング・ソリューションや驚くような体験づくりを実現しています。具体的なサービスとしては、テレビや新聞などマスメディアを使った広告や、オンライン・オフラインを統合したプロモーションなどを幅広く展開しています。さらに東急グループの一員として、渋谷スクランブルスクエアや渋谷フクラス、南町田グランベリーパークなどの大規模都市開発事業にも参画しています。

そうした企業理念や事業内容を踏まえ、採用活動をどのように捉えているか、お聞かせください。

私たちにとって採用活動とは「一緒に戦う仲間を探すこと」です。先ほども申しあげた通り、当社は若手のころからさまざまな仕事に挑戦でき、それを周りが支援する環境があります。ただし、チャレンジするときに必ず問われるのが「あなたはどう思うか?」「あなたはどうしたいのか?」ということ。常に主体的に行動し、周りを巻き込み、創意工夫を重ねながら困難を乗り越えていける人材を、私たちは求めています。そのため、いわゆる画一的な「求める人物像」は設けていません。応募者には、自分なりの個性を、自らの言葉でアピールしてほしいと考えています。

さまざまなプロフェッショナルたちとの「TAG」

貴社では、理念や言葉への共感を重視した採用をおこなっているという印象を受けます。2021年度新卒採用サイトで掲げた「TAG組もうぜ」というキャッチコピーも非常にインパクトがありました。こうした企画やアイデアはどのように生み出されているのでしょうか。

採用サイトの企画は、人事だけではなく、デジタル部門やクリエイティブ部門など、さまざまな職種のプロフェッショナルと協力しておこなっています。2021採用で特に学生に伝えたかったのは、「いろんな人が集まってチームを作り、それぞれの個性と能力を発揮して仕事をしていく魅力」。そこから「TAG組もうぜ」というキャッチコピーが生まれました。また、コンテンツとして社員同士のクロストークを掲載するなど、実際のプロジェクトで社員たちがどのように「TAGを組んでいる」のか、リアルに紹介することを目指しました。

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まさに「TAGを組んで」作り上げられたわけですね。

その通りです。当社には普段からさまざまなお客様の課題を解決してきた広告のプロがたくさんいて、そのノウハウを活かした優れたアイデアを出してくれます。そして私たち人事は、採用の経験とノウハウを活かし、アイデアをブラッシュアップして実行に移す。こうした部門を超えた協力を経て作り上げていきます。

貴社ではこれまでに、顔の画像をシステムで分析し、抽選で就活支援特典をつける「顔採用」のほか、「東京以外採用」、「留年採用」など斬新な採用手法を仕掛け、注目を集めています。どのような想いから、このような企画を検討されているのでしょうか。

「TAG組もうぜ」というキャッチコピーもそうですが、どの企画にも共通するのは、「多様な個性を持った人を採用したい」という想いですね。東急エージェンシーという会社は、さまざまなバックボーンを持った「あなた」という人材と出会いたい、ということが伝わればと考えています。

「留年採用」も数年前から継続しているということですが、こちらも面白い企画ですね。一般的に日本の新卒採用では、留年がネガティブな要素と捉えられがちだと思うのですが。

確かに一般的にはマイナス要素のように思われていますが、留年をした人のなかには、回り道をしてでも何かに挑戦し、夢中になってやり遂げた、という人も多くいると思っています。そのため、当社の採用コンセプトに合致した人材が採用できるのではないかと考えました。また、そういった学生も対象にすることで、多様性をさらに広げたいという意味合いもあります。

臨機応変に、「一緒に戦う仲間」を探し続ける

2021新卒採用は、新型コロナウイルスの流行期と重なりました。貴社では特にどのような面で影響を受けたとお考えでしょうか。

やはり面接のオンライン対応と、それにともなう採用スケジュールの調整を余儀なくされたことでした。スケジューリングについては、感染拡大の状況や緊急事態宣言の発令・解除時期などが予測できなかったため、さまざまなパターンのシミュレーションを繰り返しました。非常にハードでしたが、どうにか一定の成果を出して終えることができ、ほっとしています。

実際にオンライン対応されるなかで、もちろん難しさもあったのではないでしょうか。

そうですね。広告会社全般にいえることかもしれませんが、当社の事業は「人材」が要ですし、仕事においてもコミュニケーションが鍵となります。その点で、オフライン・オンライン問わず、実際に話してみて伝わってくるものを大切にしたい、そのうえでしっかりと見極めたいという想いは変わりません。

一方で、今後ビジネスシーンにおいても、オンラインを介したコミュニケーションは重視されていくはずですから、状況に臨機応変に対応しながら、来期へ向けた工夫や改善を進めていければと考えています。これからの状況を予測するのは誰にとっても難しいことだとは感じますが、時に柔軟に、これからの「広告ビジネス」にマッチする人材の採用をおこなっていきたいです。

今後も採用活動を取り巻く環境は、変化を続けていくことが予想されます。そのようななかで、貴社にとって変わらない、変えたくないことは何でしょうか?

はじめに申しあげた「一緒に戦う仲間を探す」という視点で採用することですね。どれだけオンライン化が進んでも、「主体的に粘り強く取り組み、価値を創出できる人材」を、これからも変わらず採用し続けたい。採用手法やツールの進化は、あくまでそうした人材と出会い、見極めるためにあると考えています。

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